ホームページは作ってからが本当のスタート
「ホームページは作ってからが本番です。育てていきましょう。」
私はいつも、先生方にこのように話をしています。
「ホームページを作ったから新規患者さんがすぐに来てくれるだろう」
「ホームページを作ったからもう集客は考えなくて済むだろう」
という先生方がたまにいらっしゃいますが、間違いです。
特に公開したばかりの時期は、ホームページはまだヒヨコの状態です。
ホームページからの安定した新患集客を目指すには、ここから愛情をかけて、金の卵を産むニワトリへと育てていく必要があります。
では、具体的に「育てる」とは何をすることなのか?
分かりやすく説明します。
(このページは2018年5月25日に更新されました。)
治療院におけるホームページの育て方とは?
1症例コラム・ブログを書く
ホームページの情報量を上げていくという意味でも大切ですし、ホームページへの入り口を増やすという意味でもとても重要です。「ロングテールSEO」等と呼ばれています。
例えば先生の院が〇〇市にあって、坐骨神経痛のコラムを書いたとすれば、「〇〇市 坐骨神経痛」という検索に対して、一つ玄関口が増えたということになります。
ただ、増やせばよいというものではなく、「〇〇市 坐骨神経痛」と検索している人にとって、有益な情報でないと今のGoogleでは表示もされません。
量よりも質を意識して記事を書きましょう。
2患者さんの声を追加する
これも情報量としてアップできますし、多くの患者さんの声が並ぶホームページはそれだけで人気の院ということがわかり、とても魅力的に見られます。
また、患者さんの声は先生の院にとって財産になりますので、なるべく多くの声を集めましょう。
3正しい情報に修正する・追加する
ホームページの情報は鮮度が大切です。
もちろん正しい情報が載っていれば問題はないのですが、時間が経過するにつれて、院の情報・メニューや料金・院内外の写真・先生の考え方等々…変わってくるものがあります。
ホームページの古い情報を新しい情報へと修正・追加し、正しい情報であることを保ちましょう。
こういう細かいところもホームページの評価基準となります。
4外部要素にも手間をかける
ホームページだけでなく、口コミサイトやSNS、ポータルサイトにも同様に気を配りましょう。
特に「院のホームページのURLが掲載されたサイト」の内容は重要です。
具体的にはエキテン・facebookページ・Google+のクチコミなどです。
ページの情報を充実させたり、口コミ・レビューをどんどん増やしていきましょう。
5患者さんの為のHPになっているか日々見直す
ホームページは何のため?
もちろん院の集客のために作ったものだと思いますが、web上ではそう認識されません。
ホームページは、検索ユーザーのため、すなわち困っている人を助けるための情報、として扱われています。
そのルールに従ってホームページを日々見直していけば、自然とアクセスが集まるホームページに育ち、結果、来院やお問い合わせが増えていくことになります。